橋本病と甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症・橋本病
チラーヂン

ぷるめおばさんの持病シリーズです。(笑)
現在進行中で橋本病と甲状腺機能低下症を併発していて、
おばさんの場合は治らないので一生薬を毎日飲まないといけないのですが、
ちょっとこの病気の怖いところなんかを上手く説明できたらな、と思います。
私は医療関係者ではありませんので、専門的な言葉は分かりません。
TSH、T3、FT4とか言われてもちんぷんかんぷんですよね?
ぷるめおばさんは今でもさっぱりわかりません。(笑)
なので、ぷるめおばさんレベルの言葉で簡単に説明したいと思います。

甲状腺ってそもそも何?甲状腺の病気とは

ものすごく簡単に説明します。
まず、甲状腺がどこにあるか。
のどぼとけのすぐ下に、まるで蝶々が羽を広げたような器官があり、
それが甲状腺、です。老若男女問わず生まれつき全人類にあります。
何をするための器官かというと、生きるために絶対必要な元気ホルモンを作って放出しています。
その甲状腺が何らかの原因でバグると病気になります。

元気ホルモンを作りすぎてしまう→甲状腺機能亢進症(例 バセドウ病)
元気ホルモンが少ない、作れない→甲状腺機能低下症

おばさんは後者。元気ホルモンが作れない。
そして、その甲状腺機能低下症とは別に、橋本病ってのも併発している。

橋本病と甲状腺機能低下症の関係

またまたざっくり説明。
甲状腺の病気は甲状腺がバグると発症すると言いました。
つまり、甲状腺の器官(機能)自体に問題がある。

橋本病(慢性甲状腺炎)というのは、自分がせっかく作った貴重な元気ホルモンを、
自分の免疫が「うゎバイキンだ!!敵だ!やっつけろ!」と勘違いして
攻撃して破壊してしまう、という免疫系の異常。

この甲状腺機能低下症と橋本病は、橋本病をこじらせると甲状腺機能低下症に
なる事が稀にあるようで、おばさんは見事にその稀に当たりました。

おばさんの場合

その兆候は独身の20代半ばには出ていました。
首元が深く開いた服を着て鏡を見ると、当時は痩せ体型だったにもかかわらず
首が異様に太くて。でもその時はあまり気にせず、
自分は首デブでネックレス似合わないなぁ~w
ぐらいにしか思ってませんでした。

体の異変は出産後に表れてきました。
昔の言葉で「床上げ」というちょうどいい言葉があります。
産後の安静にしている期間が終了する事を「床上げ」と言い、
産後だいたい1か月は無理せず少しずつ家事等をやりましょうね、
という意味があって。
慣れない子育てで毎日フラフラだったおばさんも、床上げで1か月も経てば
OL時代のようにチャキチャキ動けると思っていた。
しかし・・・

半年経っても横になった体を起こすのがつらい。
やる気が出ない。
まぶたも重い。
育児の睡眠不足でずっと眠い。
動かないからか出産後もどんどん太る。
やる気スイッチがなかなか入らない。

おかしいな・・・
世の中のお母さんは、みんな頑張ってるのに。
もしかして・・・産後うつ???
そういえば、独身時代下痢が止まらなくて行った内科で首を触られながら、
「そんな事(下痢)よりも、あなた首太いね、慢性甲状腺炎かな。
まぁ今回は下痢についてなので、お薬出しておきますね。」って言われたのを思い出した。

もしかして・・・前に指摘された甲状腺ってやつ?と思い病院に駆け込んだ。
それがおばさんと甲状腺の付き合いのはじまり。

甲状腺機能低下症の治療

そんなものはありません。(笑)
だって治らないんだから。
でも、足りないホルモンを薬で補ってあげれば普通に生活ができる。
チラーヂンという薬を、決められた量毎朝服用するだけ。
毎朝って忘れないかな?って思ってたけれど、習慣になると絶対忘れない。
副作用も無ければ、飲み合わせがNGな薬も無いし、お酒も飲めるし
スポーツもなんの行動制限もない。
サプリメント的な感覚で飲めば気が楽♪
そんな訳で、今は3か月に1度通院し、血液検査をして数値の結果を見て、
薬を増やすか減らすか等の見極めをして頂いている。

原因はよくわからないけれど、男性より女性の方がかかりやすい病気であること、
出産を機に罹患する人も少なくはない、
という事はよく聞きます。
なので、先程挙げた症状だったり、うつ病かな?と思ったら
まず甲状腺の病気を疑ってみて下さい。
産後の甲状腺機能低下症は一時的なものが多いらしく、
ほとんどの人は治癒するらしいので、怖がることはありません。
(おばさんは治りませんでした~w)
もし罹患してたとしても、サプリ感覚で薬を服用すれば健康そのもの。
これを読んだから手遅れにならなかった、という人がいればいいと思います。

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