先日iZooと下田海中水族館に行ったお話をしましたが、その際に宿泊したお宿が「下田セントラルホテル」さんです。
今回、デルタ航空のマイレージプログラム「スカイマイル」で貯めたマイルをJTBの旅行券と引き換えて、お得に旅をしてきました♪
スカイマイルについてはいずれまた記事にしたいと思います。
今回の下田セントラルホテルさんは、JTB店頭にあった伊豆厳選の宿のパンフレットに記載がありました。
厳選宿なだけあり、どこも一度は名前を聞いたことがある宿だったりで、宿泊料もおばさんにとってはとても高かったのですが、その中でも下田セントラルホテルさんが割とお値頃の割に充実していた、という点と、一番の目的のiZooや下田海中水族館から近めな点が宿選択の決め手になりました。
ホテル外観＆設備
里山の別邸 下田セントラルホテル
静岡県下田市相玉１３３－１
TEL 0558-28-1121
チェックイン１５：００～ チェックアウト１１：００
下田の港からそう遠くない静かな山の中に佇む、渓流沿いのホテル。ホテルというより旅館が相応しいのか。途中、「相玉５号」と書かれた温泉やぐらが建っていました。
車で敷地に入ると数名のポーターさんが待ち構えていました。駐車場にはお高そうな車が複数台とまっていて、ホンダのヴェゼルで行ったぷるめおばちゃんは、車の鳥フンくらい落として来れば良かったと後悔しました。
おばさんは車で行きましたが、予約すれば伊豆急下田駅まで無料送迎バスが迎えに来てくれるみたいですよ。
解放感あふれるロビーでは、女性に選べる素敵な浴衣のサービスを行っていましたが、作務衣好きのおばさんは借りませんでした。
奥の方ではミニバーがあり、コーヒー・エスプレッソ・お茶・ジュースが好きに飲めます。アイスキャンディーもお好きにどうぞでした。夕食までのハッピーアワー的なものがあり、生ビールもお安く飲めるようです。他のお客さんの話し声が聞こえてきて、「前に来たときは～・・・」なんて言っていました。リピーターが多そうな感じです。という事は、期待大！
画像の左隣には立派な売店があり、伊豆の人気のお土産がひととおり置いてありました。ちなみにおばさん、「あおさなのさ」というおせんべいが大好きです。
仲居さんに案内され、２階のお部屋へ。チェックインは部屋で行います。いいね！
６タイプ３９室の部屋があるようで、その中でも一番安い「和モダン和室」です。８畳の和室＋６畳の寝室にはツインのベッドがあります。１階は露天風呂付客室になっています。とにかく一番感動したのが清潔感。清掃が行き届いています。据え付けの冷蔵庫には、売店で販売している伊豆の「夏みかんサワー（乳酸菌飲料）」がサービスで入っていて、更にご自由にどうぞなミネラルウォーターのペットボトルが入っています。今回JTBさんの特典で、冷蔵庫に画像のウェルカムフルーツが入っていました。冷たく冷えていてとても美味しかったです。テーブルの上の箱の中には、１階の売店で販売している伊豆オススメのお菓子が数点入っていました。おばさんの好きな「あおさなのさ」が入っていてテンション爆上がり。
そして部屋のお風呂は全て自家源泉から湧き出す天然温泉なのでいつでも温泉を楽しめます。窓の外は普通の田舎という感じで、窓からの景観は特に感動するものでは無かったです。
クローゼットには、おばさんの大好きな作務衣と、大浴場までの移動にお使い下さいの可愛らしいカゴがありました。色はこの色なのかな？と思っていたら、別のお部屋の人が白とか違う色のものを持っていました。なんという気遣い、と思いましたが小さすぎて着替えが入らないwwwフェイスタオルと歯ブラシ位しか入りません。ヽ(^o^)丿ｵﾜﾀ
お部屋でウェルカムフルーツを頂き一息ついてから、ロビーでエスプレッソとアイスキャンディーを頂いて、宿周辺の散策へ。
宿のすぐ横は渓流が流れており、年間を通して渓流釣りが楽しめます。道具一式はフロントで￥1,000程度で借りられます。ライフジャケットも貸してもらえます。今回はもう夕方と時間が遅かったので、散歩だけ。
川に降りるためには急なはしごを降りないといけないので、未就学児の小さいお子さんにはちょっと厳しいかなと思います。
はしごを降りると、河原にヘビ（アオダイショウ）が。おばさんヘビ大嫌いなので普段なら大騒ぎのところですが、つい先程iZooでしこたまヘビを見てきたので耐性がついたようです。逃げるヘビを普通に見送りましたw
水は綺麗でした。冷たく透明度が高く、魚影がはっきり見えました。ウグイですかね？結構なサイズがありましたよ。釣りもしたかったなぁ。
その他の施設としては、夏季期間中は本格的なプール（２５ｍ×１０ｍ）とお子さまプール、テニスコート、卓球場などがあります。
庭園が広く、夜はスタッフの方が花火（家庭用に毛が生えた打ち上げ）を上げてくださったり手持ち花火を皆でしたりしていました。夏休みという事もあり、夜１９時から宴会場で縁日もやっていました。ちょっとのぞきに行くと誰もいなくて係の人が寂しそうでした。「おとなもできます！」と言われましたが有料なので笑顔で会釈だけしてそっと部屋を出ました。
相玉温泉
相玉温泉とは下田セントラルホテルの自家源泉だそうで、アルカリ性単純温泉だそうです。単純温泉はお湯が柔らかいのでお肌に優しいお湯ですね。そしてｐHが９以上あるため美肌効果が高く、湯上り後もツルツルとした感触が持続して気持ちいいです。おばさんすごくこの温泉を気に入りました。
大浴場は夜中も入れます。私はブログのために画像が欲しかったので頑張って５時起きして大浴場に行ったのですが、脱衣所の写真を撮ったところで他のお客さんの足音が聞こえたため、浴室内は撮れませんでした。
浴室には内湯と露天風呂、スチームサウナもあり、とても気持ちが良かったです。おばさんコロナ禍以降、大好きな銭湯にも行かなかったので今回が久々の大浴場でした。思う存分堪能できました。幸せ！
そういえば綺麗な脱衣所にムカデがいました。自然豊かな場所なので虫は仕方ないですが。ちょうど入浴しようとした時に床を這うムカデを見て裸でキョドっていたら別のお客さんが気付き、誰か来るまで私が見張っているから入って来なさいなと髪をタオルドライしながらおっしゃってくださったので、フロントに内線をして虫の得意な女性スタッフに来て頂くようお話をしてから入浴。かなりのんびり入って脱衣所に向かったらさっきのマダムがまだいてびっくり。従業員さんが来なかったのか尋ねると、「来たんだけど鍵がなんちゃらかんちゃらで戻ってしまってそれっきり。」と。きっともう来ないだろうと思い、誰も刺されない事を祈りお風呂を後にしました。
湯上り処には冷蔵庫があり、時間指定はあるものの牛乳が飲み放題です。瓶の牛乳とコーヒー牛乳が置いてあります。おばさん久々に瓶のコーヒー牛乳飲みました。風呂上がりの牛乳ってなんであんなに美味しいんですかね？久々に牛乳瓶の紙のフタを取りました。おばさん学生の頃の給食は瓶の牛乳が出た時代ですが、このフタがなかなか取れなくて親指つっこんで爆発させたり、フタの薄い皮が１枚はがれてもうどうしようもなくなったり、（わかる人にはわかる話w）散々な思い出がありますw
湯上りの休憩所のすぐ隣にマッサージチェアが２台あるスペースがあり、その奥に飲泉ブースがあります。なかなか飲めるものではありません、これは飲むしかありませんね。ただ、今さっき牛乳をがぶ飲みしたばかりです。後で飲もうと思いましたが、注意書きを見るに「食前３０分前に飲むと効果的」とあり、もうぼちぼち夕飯の時間だったので頑張って飲みました。無味無臭。というかおばさん今年の正月早々コロナに罹患して、微妙な程度のにおいがよくわからなくなってしまいました。なので本当は味もにおいも少しはあるのかもしれません。
ちなみに何の効果があるのかは、よくわかりませんでしたw
夕食
食事は部屋ではなく、食事会場で頂きます。同じ２階に２か所レストランがあります。そしてバイキングでは無く、海の幸・山の幸をふんだんに使用した和会席膳となっています。
まず、お品書きを見て感心。これ、どんな食材のどんな料理が来るか全く想像できません。ですが厨房側の視点で考えると、この書き方にしておけばその日仕入れたその日の食材でだいたいどうにかなるという事ですよね？考えましたね厨房もw
まず写真の前菜。魚の南蛮漬けのようなものが美味しかった☆
のどごし野菜とは、じゅんさいと豆の、スープ状のもの、だったようなw地酒の飲み比べセット飲んじゃったからうろ覚え許して下さい。( *´艸｀)下田の地酒「黎明（れいめい）」、美味しかった！！
お造りも美味しかった。海が近いっていいですね☆
蒸し物はアワビです！ついさっきまで動いていたやつです。柔らかくて美味しいに決まってます。肝の苦みが日本酒に合うんですよね～。優勝！
冷鉢は、おばさんの好きなヤングコーン☆暑い夏にぴったりの、さわやか味♪
出ました！伊豆といえば金目鯛！！ほんのり甘い煮つけにほっこり。自分の田舎に帰った気分です。
伊豆の野菜、と記載がありました。白い物体はわかりません。パプリカときゅうりをディップにつけて食べました。ディップ、ごめんなさい味はよく覚えてませんwww酒って怖い！
このお肉、めちゃくちゃ柔らかかったです。たぶん国産。
甘未の「太陽と大地の恵み」の文字だけ見て、伊豆だから太陽はミカンで大地の恵みはトマトか？など想像していましたが、太陽の恵みがトマトで大地の恵みがスイカでした。トマトってデザートにもなるんだなぁと感心した次第です。
これは別で注文したサザエ。
到着してお部屋でチェックインした際に仲居さんからすすめられて「食べます！」と即答したサザエ。画像だと分かりづらいのですが、これ燃えてるんです。火が消えたら食べて下さいとの事で、言いつけ通りきちんと待って食べました。んもーーーーーこれも美味しいに決まってる。口の中が海ですよ！おばさん貝類が大好きで大好きで。幸せ☆
朝食
夜は部屋でまた酒を飲んで、ぐっすり快眠。寝具がいいですね、家にも同じものが欲しいです。
早朝に頑張って起きて、ほぼ貸し切りの大浴場を堪能し、美肌になったところで朝食へ。
朝食は、夕食と同じ会場でビュッフェスタイルです。こんなに食べて大丈夫だろうか？と思うほど久々に朝食をもりもり食べました。
朝食の目玉料理は、注文してライブキッチンで作ってくれるオムレツです。ふわとろのオムレツ美味しかった。家では絶対こんな風にならない、ふわふわのやつですよ。
料理の内容的には、旅館に行けば絶対出てくる安定のメニューという感じ。ただ違うのが、味噌汁が伊勢海老wwwなんて贅沢なんでしょう。美味しかったぁ～。
まとめ
下田セントラルホテルさんは伊豆エリアの同等ホテルの中ではお安い方なんだと思いますが、平日でもおとなひとり１泊２万円はします。おばさんマイレージの旅行券が使えなければ泊まれなかった贅沢なお宿です。というかおばさん史上今まで国内の宿泊施設で一番宿代が高かったホテルかもしれません。
ですが、「お値段以上」に満足させて頂きました。
お部屋は綺麗、おもてなしの茶菓子やドリンクのサービス、お風呂の牛乳・ラウンジのドリンクフリー、大浴場は夜中でも入れる、会席料理が美味しい、渓流で遊べるetc・・・。露天風呂付客室ではなく、おばさんが選んだお部屋は一番グレードの低いお部屋でしたが大満足です。いつかまた行きたいホテルです。到着した時に館内のお客さんはリピーターが多い感じだった理由がよくわかりました。
難点を探すのが難しいのですが、
①館内フリーWi-Fiですが、全然繋がらなくて意味が無い。
➁海から距離があり、海が目的なら車が無いと無理。
➂窓の外の景観はただの田舎。目の前は道路で車が走っているのが見える。
この位です。良い方が圧倒的に多いです。
千葉の自宅に帰宅して間もなく、ホテルからお礼のハガキが支配人名で届きました。
こういうお客様ファーストなところがリピーターの心をわし掴みにするんでしょうね。お金を貯めてまた来たいと思った宿でした。お高いなりに納得できるサービスを受けられます。うん！オススメ！！
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